牛蒡巻(ごぼう巻)

牛蒡巻(ごぼう巻)

牛蒡巻(ごぼう巻)蒲鉾には「エソ」や「グチ」という魚の白身を使用しますが、魚皮もムダにしません。魚皮の裏側の身は、魚の旨味が凝縮されているところ。南蠻焼と並ぶ紀州田辺の名産「牛蒡(ごぼう)巻」は、その魚皮も使った珍味です。

やわらかく茹でたごぼうをなんば焼にも使うエソ・グチのすり身で合わせ、エソ・グチの魚皮で巻き、表面を焼くことで臭みを抑え香ばしさを出し、秘伝のタレにつけ込んだ逸品です。

※写真の包み紙は「生」専用です(店頭のみ販売)

お召し上がり方

  • 茹でたゴボウに適度にタレが染みこみ、ゴボウの風味を生かしながら甘辛い風味が味わえます。
    何も調味せず、そのまま薄く(1cm弱程)切ってお召し上がりください。

    また、うどんにのせても美味です。

    価格

    牛蒡巻 1本 980円(税別) 1,058円(税込)

  • 南蠻焼(なんば焼)お召し上がり方

牛蒡巻(ごぼう巻) 製造工程

一本一本丁寧に、職人の手によって形づくられる牛蒡巻。時間と手間をかけ、じっくりと焼き上げます。

  • 下準備

    下準備

    蒲鉾の原料になるエソ・グチの魚皮を巻きやすいようにきれいに整えます。

  • 形づくり

    形づくり

    茹でたゴボウをすり身で合わせ、手作業でごぼう巻の形をつくります。

  • 皮巻き

    皮巻き

    魚皮を裏返して、一本一本丁寧に巻き付けていきます。これも職人の手作業です。裏返しにしているのは、タレが良くしみ込むためです。

  • 整形

    整形

    きれいに整えられ、焼き工程にまわされます。

  • 焼きまわし

    焼きまわし

    焼き色がきれいに、まんべんなく付くよう、焼いていきます。手作業でまわしながらじっくりと焼くので、焼きだけで2時間ほどかかります。

  • 漬け込み

    漬け込み

    秘伝のタレにじっくり漬け込み完成。